30年程前の話ですが、当時は授業参観というのはイベントだったんだろうか…出席する親御さんもドレスコードも完全フォーマル、先生もその日は化粧もバッチリ過ぎるくらいしてなんか巨大なブローチ付けてましたかね？(笑)勝手な記憶ですみません。
ということでどんな格好で授業参観に出席したらいいのかググってみた
Google様はその影響力のある広告で何をしようとしているのでしょうか・・・
・・・ということでしたので、とりあえずいつも通りの私服で行きます。
今日は授業参観の日で妻は仕事なので私が休みを取ってして参加しました。
思えば自分が小学生の時に父親が一度だけ授業参観に来てもらった事があります。家庭科の裁縫の授業でした。私は後ろから2番目の席に座っていたのですが、突然父が教室の後ろの方で整列していましたが、そこを飛び出して私に近づき耳元でひっそりと一言「グズ！」って言ってまた後ろに整列していました。私は先生の話より周りが気になる、いわば一般的に言うところのADHDの傾向のある少年だったと思います。父も自分を見てやきもきしていたんだろうな…
息子は私とそっくりなので、当時の父と同様、同じ気持ちになるのだろうと思っていました。でも全くその逆でした。注意力散漫な子もいますが、うちの息子はキッチリ授業を聞いて、積極的に、しかも真っ直ぐ肘を曲げる事なく挙手し、授業に参加していました。なかなか普段生活していても当時の自分との比較は難しく、自分を棚に上げて指示やアドバイスしたりしてしまっています。でも授業参観の過去の記憶を切り抜く事で、自分と比較し、よりしっかりしている子なんだなって改めて認識出来ました。
親である自分が完全体でも無いのに、子供に偉そうに指示したり、求めてもいないのにアドバイスしたり、怒ったりしちゃいます。でもそうではなく、子供から逆に学ぶ事や一緒に考えると言う事の方が大切なんじゃないかな、と思う参観日となりました。
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