この記事の目的
私の友人がワンルームマンション投資をしようとしているので。
銀行の書類(融資事前審査申込書)に署名捺印をしたとのこと。
友人は勤続8年目の地方公務員(安定収入がある)
あまり良い噂は聞かない上、どの様な物なのか実際効いたことはありませんが、
元住宅メーカーで営業をし、不動産投資も実行中である私が内容を聞きました。
当本人はどうやらその内容全体をあまり把握していません!
そして、資料を見せてもらった所、投資とは全く思えないもので
トラブルの臭いしか感じませんでした・・・
こんなしょうもない投資で資産形成の足を引っ張られる友人は見たく無い!
分かりやすく文章にして、読んでもらって「より知識武装してもらえたらな」と思います。
自分で書いた内容なので、相手にもっと分かりやすく伝えられると思いました。
自分も昔、いろいろなリテラシーの低さから詐欺に遭ったことがありました。
結果、周りの人に迷惑をかけたことがあり、とてつもなく反省しています。
自分と同じ経験をもうして欲しく無いという事と正しい知識を身につけてもらいたい
という思いから、ここに記していきたいと思います。
ワンルームマンションとはワンルームで構成された集合住宅又は住戸そのものをさすが、その間取りは、一つの居室とキッチンスペースとが仕切られ、キッチンが独立しているタイプのものが多い。一方、「ワンルーム」のなかには、部屋に間仕切りがなく、キッチンスペースを含めて一部屋だけの住戸もある。
不動産情報サイト アットホーム より引用
↑↑こんな感じの間取りで
一人暮らしの学生さんとか
単身赴任のサラリーマンとかが
こんな所に住みますよね
首都圏付近では人口増加しているデータがあり(実際はよく分かりませんが)
そのデータを用いて、今後のそのエリアの未来が明るいというイメージを持たせる
という営業トークをしますね。
何故ワンルームマンションをオススメするかといえば、単価がサラリーマンでも手が届きやすいから。
ローンを組んで1,000万〜2,000万とかなら勤続8年目の地方公務員とか簡単に融資引っ張れますもんね〜
でも、私なら良い物件だったら人に勧めず何がなんでも自分でしますよね。
「投資」とは利益を見込んでお金を出すことで、株式や投資信託などの購入がこの「投資」に当たります。
金融庁HPより
少ない自己資金で物件を担保にし、安定した給与をから返済するという約束で銀行より融資を受け、それを元手に1,000万〜2,000万円などの不動産を購入する。購入した後はその(レバレッジが効いた)不動産に働いてもらって永続的に家賃収入を得る。
自己資金も少なく、サラリーマンにはハードルの低い入り口の様に思えます。
実際、私も今現在でも賃貸に出している不動産を2つ所有しておりますが、ぶっちゃけ1つは失敗したと後悔しており、近い将来売却を検討しております・・
やはり投資妙味のある物件というのは我々庶民にはなかなか情報が降りてこないものです。購入時は物件相場を確認したりいろいろ必要ですので以下をさらりと見てください。
- 対象物件の相場の確認・情報収集(周りの物件価格等)
- 銀行融資を受ける時の手数料や利率
- 不動産取得時の諸費用(火災保険・登記費用)
- 入退去時の準備と原状回復にかかる費用(ランニングコスト)
- 最後はどうするのか?売る・引き続き貸す?(出口戦略の計画)
ケースバイケースでもっと確認すべき事などあると思いますが、
ここで何が言いたいかというと
そんな、営業マンの話だけで投資先を決めてはいけない!
という事です。
さらに話を友人から聞くと「サブリース契約」とのことでした。
初めての投資でサブリース契約って・・・
もはや私からすると完全に「鴨ネギ 初心者狩り」やん・・・
もうやめてあげて・・・(涙)
- 銀行にローンが借りれるか事前審査をする
- 銀行ローン承認通知をもらう
- サブリース契約内容(物件情報・利回り等)を確認
- 物件の契約
- 物件の引き渡しと融資実行
- 家賃収入が毎月自分の口座に振り込まれる
家賃保証・客付けなども全部面倒見ますっていうサービス展開。
生命保険としての役割
税金対策
毎月の返済額を物件を借りてくれている人が払ってくれて
ローン完済時には晴れて売るなり貸すなり自由
コメント